You Tubeでおすすめに上がっていたのが これ
藤田嗣治 おちゃめな肉声 Real voice of Léonard Foujita 1965
聞いてみた
ああ、昔の日本人のしゃべりかただ・・・
江戸っ子なんだそうな・・・
若い頃のまるぶちメガネのハイカラな日本人のイメージとは違う。
白い肌の女の人のイメージとも猫の絵のイメージとも違う・・・
非常に日本的なおじいさん、日本人の噺家さんみたい。
1965年にフランスで80歳を迎えたんだ。
私は藤田さんの絵の最高峰は戦争の絵だと思っている。
でもその絵はとても見て楽しむものではないので、見たいとは思わない。
あのすごい絵が戦争に加担しただなんだといわれるなんて
無茶苦茶だと思ってる。
藤田嗣治といえば必ず出てくる
白い肌の若い女の人の絵も
ちょっと不気味な猫の絵も
ふ~~んという感じ
こういう絵で海外(ヨーロッパ、フランス)で成功した立派な方なんだなと思うけど
それ以上でもそれ以下でもなく
ただ戦争の絵だけは別格だと思ってる。
声が聞けたのはよかった。
藤田画伯も自分の声を残したかったみたいだし
後世の人もきっと声が聞こえて嬉しいと思う。
戦争のこと、戦争に負けたこと
ぜんぜん知らないままで死んでは申し訳ないと思い始めている。
「必ず絵には永久に生きている魂があると思っています」
ああ、すごいなあ~~~
絵を描きます