右脳と左脳 ジル・ボルト・テイラー

右脳左脳、ジルの動画 気楽な話題

Youtubeで保江邦夫先生のお話を聞いていて知った脳科学者のジル・ボルト・テイラーさん。
保江先生のお話では本が紹介されていて
奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき
これだと思うんですけど

TEDで幸いにも日本語訳がついて動画がアップされていて

ジル・ボルト・テイラーのパワフルな洞察の発作
こちらを見ました。

脳科学者のジルさんが37歳のとき脳卒中の発作を起こして
その時のことが語られます。

左脳から出血して機能を失っていく中で
どんなふうに意識が変わっていくか
右脳中心の意識とはどんなものかが語られます。

驚きの内容です。

知らなかったことばかりでした。

右脳と左脳とよく言われます。
「絵は右脳で描け」といわれたって
違いがよくわからないと思っていました。

そんな容易いものではないんですね。

左右の脳は完全に分かれていて、脳幹でつながっている。
両方使って生きているんだろうけど
始終、頭の中でしゃべってる私という思考は左脳あってのもの。
左脳がダメになると、私というものがなくなる。
頭の中で小声で喋ってる私がいなくなり、完全に静寂が訪れる・・・

I amを繰り返す私は
それ故に外界から孤立している。
I amがなくなると意識は自他の区別がつかなくなる。
ジルさんいわく
「壁につけてる自分の腕と壁の区別がつかなくなる。
どこまでが自分の腕なのかわからない」

ジルさんはこれをラ・ラ・ランドと呼んでいましたが
私はこれを経験するのが心底怖いと思いました。

天国なんだそうですが・・・
後遺症無しで戻ってこれたらいいですが
あっちの世界に行ったきりになりそうで・・・

今、日本の縄文時代が注目されています。

一万年も平和な時代が続いたとのこと。

その頃の人々に意識は今と違っていたというのを聞いた覚えがあります。

自分と他人をそんなに区別しなかったというか

お母さんはみんなのお母さんで
子供はみんなの子供だったと。

共同で暮らして育てて・・・

そんなものかな?と単純に想像して思っていましたが

このジルさんに話を聞いて
もしかしたら
それは右脳の世界の暮らしだったんじゃないかな?と思えました。

右の脳も左の脳も持ってる。
でも、今の暮らしは圧倒的に左寄りの暮らしです。

右の脳の使い方を知りません。

持ってるんだけどなあ・・・
あるのに全然使えていないというのはどういうことなんだろう?
おかしいんじゃない?


ほとんど同じ大きさで2つの脳があって
独立していて
仕組みが違う。
これはどういうことなんだろう?


私は60歳を超えて生きてきて、初めて知ったけど
みんな他の人はこういうことを知っているのかしら?

これがみんなの常識になれば
生き方が変わるんじゃないかと思いました。

ちなみにちょっと探した範囲では
どうして右脳と左脳があって働きが違うのかはわかっていないようで
あなたは右脳派、左脳派?というありきたりな記事しか見つけられませんでした。
私は左脳派でした。
こんな事がわかっても何の役にも立ちません(笑)

ラ・ラ・ランドがいつでも右の脳に完備されているという甘い誘惑のほうが魅力的です。

絵を描きます

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