CHatGPTというものがすごいと聞き出して、何ヶ月か過ぎて
今度は画像生成AIがすごいというのを聞き出した。
この数日、画像生成AI関連の動画を見てた。
年寄りにはもはや関係ないかもしれないけど
そんなものをみんなが当たり前に使う世の中になったら
学校は何を教えるんだろう？
子供は何を目標に勉強するんだろう？と思ってた。
AIで作った画像をいくつか見て、ああ、もうあかんなと思った。
デジタルで絵を描くと、画像からトレースが簡単にできる、色もスポイトで取れる。
Youtubeの動画を見てると、そんなふうに描いているチュートリアル動画が結構多い。
私はそんなことをやって面白いのか？と思っていた。
自分で描いて、変になるから面白いと思うんだけど
でもデジタルって、なんとでもできるというところで
すでにかなり機械的だなあとは感じてた。
AIに画像を作ってもらうとなると
ちゃんと命令を出さないと思うような画像にならないそうだ。
顔をいくつも作ってはいけないとか、腕は２本とか
そのあたりを習得、熟練することが醍醐味になるんだろうと思う。
自分の好みの画像を作れる喜びだろう。
AIが大好きになる人もいるだろうし、それで稼ごうという人も出てくるよね？
わかる、わかる。
絵を描くスキルがなくても、素敵な絵ができるって
うけるよね？
この数ヶ月、私は一生懸命デジタルを勉強してた。
やっとこさ円ブラシというのを使えばなんとかなるというのがわかってきたところだった。
Youtubeだけでも動画はいっぱいあるし、いろんなブラシが有料無料で供給されていて
山登りに例えると、登山ルートがわからず迷っていたけど
我流で３合目くらいまでは登れたのでこの道でいいのかな？と思い始めたときだった。
若い子が一生懸命絵師を目指して頑張ってるのを横目で見ているのは楽しかった。
悩みも深いけど、熱気も熱くて
そういう動画を見てコメントを読むのは心地よかった。
だけど、AIを見てると、この山を登ったところで最早どうにもならないなと思えた。
おばあさんの私がそう思うのだから、これからを目指す若い人が顔面蒼白になるのはよく分かる。
絵を描くことが好きなんだけど
がんばっても絵を描くことを仕事にはできない時代が到来しつつある。
私にはそれが間近に迫ってると思う。
AI時代の生き方知っとかないとヤバいよ？５年10年先を見ろ！
岡田斗司夫さんの動画です。
私の拙い頭で考えられる限界のその先の未来が語られています。
「我々は多くの屍の上で生きてきた」
「次は我々が屍になる番だ」
私はすごく納得してしまいましたわ。
これからの若い子はどんな職業につけるんだろう？
それでなくても地盤沈下の激しい日本で
人口削減計画が実行されてもしかたがないのかもしれない。
でも未来は明るいと思うことに私はしてる。
今更暗いことを考えても何もメリットがないもの。
今まで十分不安の中で生きてきたんだから、もうこの生き方はやめようとしてる。
考えて考えて、すこしわかることは
昔は洋裁とか和裁とかを習って、それを仕事にすることができた。
今は至難だと思う。
でも自分でなにかを作るということは楽しい。
ハンドメイドは面倒だけど楽しい。
ハンドメイドも小さな範囲でささやかに仕事にできる人もいる。
絵を描くこともそういう範疇に入っていくんだろうな。
美大とかどうなるんだろうな？
芸術と呼べるもの全て、AIが作ってくれそうだ。
私はどうするんだろう？
もっともっと気楽に楽しめと言われているような気がする。
価値はない、かまわない。
好きなことをして歳をとろう。
AIって凄い勢いで進化していくと思う。
それが変えていくのは社会の根幹だろう。
きっと素敵な未来がやってくると思うことにする。
