突然、西城秀樹さんを描く日々となった2023年夏

ヒデキを描く2023年夏 短い毎日

昨日(8月31日)気がついたのだけど
いくつか公開したつもりで下書きのままほおってしまってる記事がありました。
この夏、私はほぼ毎日西城秀樹さんを描いていたのだけど
それはヒデキファンだった友人が亡くなり
「ヒデキを描いて」と言われたことを実行に移せないまま
お別れになってしまったから。
そのことを書いてアップしたつもりで、公開してなくて
意味不明に「ヒデキの夏」になってしまってた。

今更と思うけど、7月に書いて忘れてた記事をアップします。


以下、タイトルは「突然西城秀樹さんを描く日々となる」

ヒデキファンの友人が3月に亡くなった。
LINEで「ヒデキを描いて」と頼まれて、
「オッケー。でももう少し練習したら」と答えたのが2月
その月の末に入院することを告げられ
訃報は3月4日に届いた。

私は3月にヒデキを一枚描いたときに「毎月描こう」と思ったのに
それからずっと描いていなくて
ちょっと気になり始めてた。

体痛いし・・・
彼女に「描いてないじゃん!!」って言われてるのかもしれないとふと思って
一枚描いてみた。
やっぱり、うまく描けなくて
「こんなのはだめだ」人に見せられないと思って
それはお蔵入りにして

その日描いた違うデジタルのチュートリアルの絵を選んで
それをいつも絵を送っている友達にLINEで送ったら
亡くなった彼女のLINEの画面が現れた。


もっと正確に言うと、初めて彼女とLINEをつなぐのに
(彼女は携帯を持っていないので、つなぎ方が複雑で)
彼女の友人のグループに私が参加する形で繋いだのだけど
その一番はじめの彼女の友人の人と私のトーク画面が開いた。
一度使ったきり、開けたことのない画面。
「これから一時間以内に〇〇ちゃんが現れますから・・・」


なんなんだ?彼女は亡くなったんだよ・・・
わけ分からずに、文章を読んで
「ああ、あのときの・・・一番初めのLINEの・・・」とわかるのと同時に
ゾッとした。
「あっ、彼女見てくれたんだ」と思った。

根拠はない。
そう思っただけ。
でもそう思ったら、もう絶対そうなんだ。
彼女、見てくれたんだ
それでサインを送ってくれたんだ
あの変なヒデキを見てくれたんだ・・・

ならば、もう怖いものなし
変でも、似てなくても、私、いくらでも描くから!

変なヒデキじゃ申し訳ないと思って
あの時「もう少し練習させて」といってしまった。
結果、生きてる間に彼女に絵を見てもらうことができなくなった。
まさか、そんなことになるとは思いもせず。

その重しが取れたと思う。
どんな下手なヒデキでも彼女は見てくれる。
なら、私、描くよ。

人を書く練習になるし、いいことづくめじゃん。

ということで、この7月はしばらくヒデキを描く日々を送ることになりました。



西城秀樹一枚目

これ、7月8日に描いてる。

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