夜空と風と

夏の慰め 短い毎日

この夏、とても暑くて、それでなくても夏を越すのが一苦労の私は
今日の8月31日をひたすら心待ちに7月8月を過ごした。
9月になれば・・・涼しくなる
そう思って 自分でもよく頑張ったと思う。

心が折れるとか
癒やされるとか
そういう言葉は自分は使わないけど
気持ちがめげる日はいっぱいあって
なにかしていないと気持ちが保てないと
何度も思った。

北の部屋は去年は涼しかった。
今年は南の部屋よりマシな程度だったけど
午後は北の部屋で避暑する毎日。
去年は涼しい風が吹いたんだけどなあ・・・

それでも夜になると
涼しい風が吹く時があることに気がついた。
晩ごはんのあとの少しの時間
電気をつけず、暗いままで
そこで風に当たることが日課になり
夜空を見ながら風に吹かれるのが
一日の楽しみ、一日の慰めになった。

星が見れると良いんだけどな・・・
星は見れない。
マンションの明かり、バイパスに立ち並ぶ店舗の照明
見れるのは飛行機の飛ぶ光くらい。

ネットで天の川を見て
見えないけど天の川も空にあると勝手に思って
(北や東の空の低い位置にあるのかしら?きっと頭上にあるんだろう)
たまにお月さんも探して

そしてどこからか吹いてくる風を心待ちにして
なんか幸せな気分になって
死んだら風になりたいなあ などとぼんやり思って
いい気分になってた。

この夏8月はそういう毎日をすごして、月末まで来たんだ。

クロッキー

今日は満月、月に2回満月があるのはめずらしいことらしい。

満月は北の部屋から見るのは難しい。
東の窓からは向かいの家が空を遮ってる。
私はでもこの3日ほど、お月さんを見てる。

見れようが見れまいが関係ない。
「気持ちを向ければ、意識はつながる」
私はこれを信じてる。
なので、夜中に目を覚ましたときなどに
「今頃はシリウスでてるかな?」とか思う。
子供の頃見た冬のシリウス、オリオン、夏の星座
ずっと心に中で瞬いてる。

「気持ちを向ければ、意識はつながる」
ただそう信じてる、思ってる、それでいい。


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