添加物は問題ナシ? 食の安全性を科学的に判断する 武田邦彦先生

食の安全性を科学的に判断する Youtube

この前、コンビニの食パンの添加物の多さにビビった私に
「添加物は問題なし」という武田説が飛び込んできました。


聞き手の小崎さんが武田先生の話を聞きながら笑うのですが
それが苦笑に聞こえる武田節炸裂です。

先生のおっしゃることを(適当に)要約してしまえば

塩が血圧を上げる
確かに欧米人の血圧は上がるが、日本人はさほどでもない。
民族性を考慮に入れず、海外のデータを日本人に当てはめているだけ

肉、小麦、酒 の欧米人の食生活では
塩分は肉から取るので少量しか取れず、塩に対する感受性が高い
アルコールの分解酵素はほとんどの人が持ってる


米、魚 の食生活を続けてきた日本人は
塩をたやすく取れるので、塩分に対して影響を受ける人の割合が低い
アルコールの分解酵素は半分の人が持たない

日本人の塩の感受性

そもそも食べてきたもので体は作られるので
食べ慣れないものを食べると
病気になるのは当たり前だ

1万年くらいあれば、体は対応していく

人間は人類史上ほとんど甘いものを食べてこなかった
日本人は小麦を食べてこなかった
だから、そういう物を大量に食べると病気するのは当たり前

武田説では添加物以前の問題なんですね。
小麦粉、砂糖、植物油
食べ慣れないものを食べれば
病気になるのが当たり前だそうです。

海藻を食べて消化して栄養素を吸収できるのは日本人だけ とか
海外ではとっくに水銀中毒になって不思議ないレベルの日本人
(魚をよく食べるから)とか聞いたことがありますが
これも日本人の一万年の進化の結果なんでしょうか。

添加物については
一日摂取許容量は有毒になってくる量の100分の1を
許容量に決めているため、それ以下の摂取では問題がない ということです。
個体差や年齢差を考えて、100分の1で設定され ているそうです。

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そういわれても・・・ほんとうに大丈夫ですか?ですけど

食べ慣れない(食べ慣れるのに1万年もかかる)ものを食べてたんじゃ
病気になるのは当たり前 だそうですから

ソーセージに含まれる亜硝酸塩は問題ないけれど
ソーセージなんか食べてちゃ、だめなんです。

つまり、私の理解では
和の食材を食べる限りにおいて
添加物も農薬も問題なし
でも日本人が1万年食べてきていない食べ物はみんな失格
今、食べている多くの食べ物が門前払いなんだな ということです。

一万年って・・・
絶望的です。

虎ノ門に出演していた武田先生の発言で

はっきりと覚えているのが「鮭のお母さん」です。
『環境保護を言う人に
「あなた、鮭のお母さんに聞いてみたんですか?」と言いたい』

鮭のお母さんって・・・

武田先生にはすべての生き物の命への憐れみとか尊敬のようなものがあって

「我々は命を頂いて(食べて)生きているんだから」とよくおっしゃいます。

その考えでは
ダイエットとか命をムダに浪費しているわけで
人口甘味料でカロリーオフとか
生きながらえるために食べるのであって
カロルーオフの発想自体狂ってるんだそうです。
体の維持のために食べるものがカロリーオフって
体が「なんなんだ?!っていうことになる。

武田先生は時々「かわいそう」という言葉も使います。

「人工透析って、やっぱりかわいそうなんです」
私の友達が透析をしていて、その大変さを少しだけ知っているので
この「かわいそう」という言葉が本当に身にしみます。

我那覇真子チャンネル(ゲスト:武田邦彦先生)オランダと東京から

この動画で55分すぎくらいから
人工肉についての我那覇さんの質問に
武田先生が答えます。

「殺される豚のお母さんの気持を考えてみよ」

「命をいただくことに比べたら
美味しいも美味しく
ないもない」

これは我那覇さんの想定していた答えではないと思います。

人工肉なんて食べ物じゃない 
と思う人も多いだろうけど
屠殺せずに済むなら人口肉 けっこうじゃありませんか 
と思う人もいるでしょう。

命を頂いて生きる ことを考える
そんな武田先生の発言です。

絵を描きます

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