沢田研二さんを描く

沢田研二さんを描く 短い毎日

夏の終わりに沢田研二さんを描きだしました。
きっかけは映画の「土を食らう12ヶ月」です。
テレビで土井善晴さんの料理番組を時々見てたので
土井先生の「お味噌汁さえ作れば晩ごはんはそれでいい」的な
Youtube動画も少し見ていました。

料理は土井先生の監修という「土を喰らうヶ月」です。

そのプロモーションビデオで沢田研二さんを見ました。

Youtubeで何年か前の参議院選挙で
山本太郎さんの選挙応援をしている沢田さんを見ていました。

「昔ジュリー、今ジジイ」
ほんとそのとおりなのに驚いて
失礼ながら
応援演説も聞いたはずなのに何も残りませんでした。

山本太郎さんの応援をするのか・・・・
そう思っただけでした。

で、今回
思い切りおじいさんのジュリーを描きながら
Youtubeでタイガースの歌やジュリーの歌を聞いたわけです。

沢田研二さん

私は何も沢田研二さんのことを知りませんでした。

作詞もすれば作曲もする。
今は75歳で、歌いまくる。
容貌はさまがわってる。

今までマスコミ受けはよくなかった。

確か西城秀樹さんは63歳で亡くなっています。
先日亡くなった谷村新司さんは75歳?だったか・・・
すごく売れてた沢田さんには阿久悠さんの作詞による曲も多いのですが
振り返ると、あれは日本の輝いていた時代でしたね。


たくさんの仲間の死があって
老いがあって
ご自分もいろんなことがあって
聞いている高齢者の我々にもいろんな経験があって
でも懐メロではなく

絵を描いていると
理解し難い風貌の変化を見ます。
「なんでこうなっちゃうのかな?」とも思うけど
勇気とか信念とか意思とか
もっと神々しいものも見てるような
見させてもらっているような・・・

痛くて残酷で
美しい力強いもの
受け入れて頓着しないもの
執着しないもの


若い頃の美しい顔のジュリーも
もっと若い頃の岸部一徳さんいわく「なにか垢抜けない」顔のジュリーも
描くのはとても楽しくて
すてきです。



沢田さん
沢田研二さん
沢田研二さん

ああ、しかし、あらためて自分の描いた絵を見ると
まだまだです。
こういうのは一日一枚で描いているので
途中で気力が途切れてきます。
デジタルは何度でも修正ができるので
こういうやっつけ仕事ではなく
丁寧に仕上げていくことも大切とわかってはいるものの
毎日一枚も楽しくて・・・

ヒデキよりは若干進歩したかな?
残念ながら沢田さんを描くのはしばらくお休みです。
今は来年のカレンダー用の動物を描いてます。

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